忙しい社会人の英語勉強法!効率的な英会話修得術"4Step"

f:id:vr_english:20171207172454j:plain

社会人になってから「英会話を習得したい!」と勉強を始める人も多くいます。その半面、仕事が忙しくなかなか上達を実感出来ないというのもよく耳にします。

 

モチベーションが続かない 、教材を買ったものの三日坊主だ、忙しい中で短時間で結果を出したい。そんな方のために、この記事では忙しい社会人が最短で英会話を習得するための方法をお伝えしていきます。

 

もちろん、ラクして簡単にというような甘い話は無いですが、堅実に社会人という立場を活かして効率的よく勉強する方法を紹介するので、是非実践してください。

 

 

1.忙しい社会人が短時間で結果を出すには?

f:id:vr_english:20171206140141j:plain

忙しい中で結果を出すためには、抑えておくべき3つのポイントがあります。

 

この3つのポイントを抑えた上で英会話に取り組めば、無駄な努力をすること無く最短で英会話を習得することが出来ます。そのポイントというのが、

 

  1. 効率的な学習のステップを辿る
  2. 不屈のモチベーションを手に入れる
  3. 自分に合った教材を選ぶ

 

この3つです。

 

1-1.効率的な学習ステップ

英会話を修得するには、最適な学習の順番というものがあります。

 

リスニング、ライティング、ディクテーション、シャドーイング、単語帳、TOEIC…色々な勉強法がありすぎて、どれをどのように使うのが効果的なのかわかりませんよね。

 

ここでは、最新の研究に基づいた”英会話修得”のための学習ステップをご紹介します。英語を使ってコミュニケーションを取れるようになりたい!というあなたには最適な学習ステップです。是非実践してみて下さい。

 

1-2.不屈のモチベーション

英会話学習を進めていく上でぶつかる最難関の壁がモチベーションですよね。仕事で疲れて家に帰る頃にはヘトヘト…また明日やればいいか。なんて状態では続くものも続きません。

 

疲れにも急な予定にも負けない、英語学習を継続させる為のモチベーションが手に入れば、いつのまにか英会話力は見違えるほど付いていきます。

 

1-3.自分にあった教材選び

多くの方が見落としがちな教材選びですが、実はここが一番重要と言っても過言ではないです。

 

本当に自分に合った教材を選ぶことで、効率は2倍にも3倍にも膨れ上がります。是非自分にあった教材と出会い、最短最速で英会話をマスターしてください。

 

2.効率的な勉強4Step

f:id:vr_english:20171210124045j:plain

ではまず、効率的に英会話を習得していく勉強のステップについて解説していきます。

 

TOEICの点数を上げる方法でもなく、受験英語の点数を上げる方法でもなく、英会話を習得するための方法なので勘違いしないで下さいね。

 

最短最速で英語を使ってコミュニケーションを取れるようになるためには、以下の4つのステップを辿ります。

 

  1. 内容を聞き取る(リスニング)
  2. 意味を理解する(文法・単語)
  3. 真似して話す(シャドーイング)
  4. 会話の経験を積む(スピーキング)

 

因みにこれは、幼児が母国語を習得する流れとほとんど同じです。

 

親が話している言葉を聞き、なんとなく単語が指す意味を理解し、真似して口に出してみて、少しづつ覚えた単語でコミュニケーションを取っていく…

 

これを、脳が発達した大人は「勉強」という方法で、効率よくこなすことが出来るんですね。

 

2-1.リスニング

まずは、"音を聞く・聞き取る"という段階です。この文章はこんな発音なんだ、この問いかけに対する返しは、こういう風にするんだ、という事を耳から学習します。

 

スクリプト(英文)を見ながら、音声を聞き、発音や会話の流れを確認していくやり方が効果的ですね。これによって、相手が何を言っているのか?を理解するスキルが身につきます。

 

2-2.文法・単語

英文、会話内容を理解する段階です。この文章はどんな意味なのか、どんな時に使うのか、どんな文法なのか、を学習します。多くの方が思い浮かべる"勉強"のイメージはここの段階ですね。

 

この段階で、英文の本来の意味や用法を学ぶことで、実践で使えるレベルの理解度に達することが出来ます。応用も出来るようになるので、会話のレパートリーを増やすには欠かせないステップです。

 

2-3.シャドーイング

シャドーイングとは、音を聞きながら即座に復唱していく練習方法です。話された英文の影に付いていくように発音練習をすることからシャドーイングと呼ばれています。

 

英文「Hello! I'm Yumi , nice to meet you....」

発音「 Hello! I'm Yumi , nice to meet you....」

こんなイメージです。

 

聞き取った英語を即座に真似して発音するんですね。これは同時通訳者のトレーニングにも取り入れられているかなり効果的な学習法です。

 

これによって、正しい発音、会話の流れや店舗の感覚を掴むことが出来ます。また、自分の言いたいことを、日本語を介さず直接英語で発話する力も身につきます。

 

2-4.スピーキング

ここまでくれば、あとは実践で話すだけです。学習した英文を「使う」という事です。

 

暗記して頭のなかに叩き込んだだけでは、もちろん使えるようにはなりません。インプットの後は、アウトプットです。このスピーキングの実践を積むことによって、英会話力は定着していくのです。

 

3.無尽蔵のモチベーションを手に入れる方法

f:id:vr_english:20171218194419j:plain

効率的な学習手段が分かったとしても、それを実行に移すモチベーションが無ければ意味がありません。

 

どれだけ疲れていても、どれだけ時間がなくても、毎日英語学習に取り組めるだけのモチベーションがあれば英会話修得はもうすぐそこです。

 

ここでは、そんな尽きることのないモチベーションを手に入れる方法をお伝えしていきます。

 

3-1.モチベーションの3つのキーワード 

f:id:vr_english:20171209163434j:plain

 

モチベーションを保つための3つの観点、ポイントがあります。この3つをしっかり意識する事で、燃え尽きそうなモチベーションを再燃させる事ができます。

 

Keyword1:Why 

一つ目は"Why"です。日本語にすると”なぜ”です。何故英会話を勉強するのか?を明確に持っておいて欲しいんですね。

 

あなたは、なんとなく英語が話せるようになりたいわけでは無いはずです。仕事で昇進したい、海外で仕事がしたい、留学に行きたい、就職で活かせるスキルがほしい…などなど。

 

何かしらの目的を持って英会話を始めたと思います。けど、勉強を続けていくうちにその目的を見失いがちになるんですよね。だから、時には原点を振り返って下さい。

 

「英会話を習得して、海外の企業との交渉に出て、昇進する!」といったような、英会話を習得した先の明確な未来を描くことによって、その理想の未来に向けて走り出す事が出来ます。

 

Keyword2:Who 

二つ目は"Who"です。日本語では"誰"ですね。

 

人間は基本的に弱い生き物です。すぐモチベーションは尽きるし、心は折れます。しかし、それを支えてくれるのがあなたの周囲の人なんですね。

 

一人で続けようとしても、続きません。誰かの力を借りて、継続していくべきなんです。例えば、英会話サークル(Facebookにもグループありますね)や、スクールなどは人の力を利用して継続できるものです。

 

また、身近な人(家族、上司、友人)に宣言するのも効果的です。「その人を裏切れない!」という気持ちは強いモチベーションに繋がります。人の力は最大限利用して、やる気を維持しましょう!

 

Keyword3:What

最後は"What"です。日本語にすると"何"ですね。要は、何の教材を使って勉強するのか?という事です。

 

書店に売っている問題集をやるのか、英会話スクールに通うのか、オンライン講座を受講するのか…何が適しているのか?を考えて欲しいんです。

 

どんな物を選べば良いのか?結論を先に言っちゃいますが、モチベーションのマネジメントをしてくれる物が最適です。

 

どういうことかというと、「やる気を再燃させてくれる仕組み」があるものを選べばいいのです。

 

やる気は、落ちます。どうやっても落ちるんです。これは仕方のない事なんですね。だから落ちた時に、もう一度引き上げてくれる仕組みがあるものが続けやすいんです。

 

例えば書店の問題集なんかは、問題が載っているだけなので、モチベーション管理は全て自己責任です。これではやる気が下がった時にどうしようもありません。

 

3-2.英語学習を習慣化させる

もう一つの英語学習継続のポイントとして「習慣化」という方法があります。英会話の勉強を習慣にしてしまえば、モチベーションに左右されること無く勉強を続けることが出来るようになります。

 

あなたの習慣を思い返して欲しいのですが、「歯を磨く」とか「朝はこの番組を見る」とか毎日無意識にやっている習慣がありますよね。

 

英会話学習が習慣になってしまえば、歯を磨くのと同じように、英語の勉強に取り掛かることが出来ます。そこにモチベーションは関係ありませんよね。

 

習慣化についてはコチラの記事で詳しく解説しているので、是非ご一読下さい。

 

4.イチオシ教材

f:id:vr_english:20171209163603j:plain

ここまでの話を踏まえた上で、16年以上英会話業界に携わってきた筆者が厳選した「これは使える!」という教材をご紹介します。ご自身に合った教材を選び、充実した英語ライフを送って下さい。

 

4-1.単語力UPならコレ

最低限の基礎となる英単語暗記にオススメの教材です。

 

4-1-1.中学レベルからやり直すなら

英語は学生の頃からサッパリで…中学レベルの教科書の内容も危うい!という方は、まず中学レベルの単語力を身に着けましょう。

 

オススメは、「英単語ターゲット1800」です。

Amazonはコチラ↓

 

最低限の単語が一気に復讐できる上、内容が中学生向けなので、例文が簡単で日常会話で使うようなものばかりです。

 

例えば、

Let's go outside and play catch.

「外に出てキャッチボールしよう。」

This singer is popular among young people.

「この歌手は若者の間で人気です。」

のように、シンプルで分かりやすい例文や、日常会話で使えるような例文が掲載されています。

 

4-1-2.日常会話レベルなら

中学英語はある程度覚えているという方は、単語力を日常会話レベルに引き上げて行きましょう。ここでも、ターゲットシリーズが例文のクオリティが高くオススメです。

 

色々な単語数のものがありますが、日常会話をめざすのであれば「1200」で充分です。

Amazonはコチラ↓

 

4-2.生活に英語を取り入れるなら

日常生活に英語を取り入れて、とにかく英語慣れしたい!という方には、Youtubeで英語動画を登校しているバイリンガール・チカさんの動画がオススメです。

 

海外の文化などを動画を通して紹介してくれます。発音がきれいな上、日本語でも解説してくれて、楽しみながら英語に触れることが出来ます。

 

 

 5.まとめ

 

いかがだったでしょうか。忙しい社会人が最短最速で英会話を習得する為に、効率的な学習法とモチベーション、教材の3つの観点からお伝えしてきました。

 

冒頭にも書きましたが、「ラクして簡単に」といったような魔法の方法はありませんが、最短最速の道は確かに存在します。しっかり実行に移して行って下さいね。

 

今回の記事の内容が、あなたの理想の英会話力の修得や夢の達成の手助けになれば幸いです。

 

この記事が役に立った!と思ったら、下記の「人気ブログランキング」のバーナーをクリックして応援よろしくお願いします。